過去問題にチャレンジ!

次の文章は正しいか、誤りか?

任意継続被保険者の標準報酬月額は、変更されることはない。(健保:平成10年出題)


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2007年08月18日の社労士関連記事

銃撃死の漁船乗組員に労災認定

8月18日(土) 朝刊 35面

<記事の内容>
北海道根室沖で昨年8月、カニ漁船、第31吉進丸(坂下登船長ら4人乗り組み)がロシア国境警備当局の銃撃を受け拿捕された事件で、銃撃で死亡した乗組員の盛田光広さん(当時35)について、釧路労働基準監督署が7月に労災と認定し、遺族補償年金などの給付を開始していたことが17日分かった。


<今回の社労士受験キーワード>
遺族補償年金



<学習のポイント>
「遺族」と名前が付く労災給付は次の3種類あります。

 (1) 遺族(補償)年金
 (2) 遺族(補償)年金前払い一時金
 (3) 遺族(補償)一時金

原則として(1)が、メインとなる遺族(補償)給付です。
(2)は、(1)を先にまとめて受けるものです。
(3)は、(1)の受給権者がいない時に支給される特別な給付です。

名前は似ていますが、内容は全く違うのもなので、混同しないように気をつけましょう。

今回は、遺族(補償)年金の受給権者の優先順位を見てみましょう。

 1.   妻 (要件なし)
 1.   夫 (60歳以上 or 障害の状態にあること)
 
 2.   子 (18歳の年度末まで or 障害の状態にあること)

 3.  父母 (60歳以上 or 障害の状態にあること)

 4.   孫 (18歳の年度末まで or 障害の状態にあること)

 5.  祖父母(60歳以上 or 障害の状態にあること)

 6. 兄弟姉妹((18歳の年度末まで or 60歳以上 or 障害の状態にあること)

 7.   夫 (55歳以上60歳未満 and 障害の状態にない)

 8.  父母 (55歳以上60歳未満 and 障害の状態にない)

 9. 祖父母 (55歳以上60歳未満 and 障害の状態にない)

10. 兄弟姉妹(55歳以上60歳未満 and 障害の状態にない)

また受給順位は、上位の受給権者が失権すると下位の受給権者に受給権が移動します。
これを「転給」といい、国民年金、厚生年金の遺族年金にはない労災独自の考え方です。


遺族(補償)給付に関する過去問

次の文章は正しいか、誤りか?

遺族補償給付又は遺族給付を受けることができる配偶者には「婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にあった者」も含まれるが、婚姻の届出をしている配偶者が存在する場合には、届出による婚姻関係がその実体を失って形骸化し、かつ、その状態が固定化して近い将来解消される見込がなかった場合に限り、重婚的内縁関係にあった者が配偶者として遺族補償給付又は遺族給付を受けることができる。(労災:平成17年出題)

答え 正しい

通達からの出題です。
内縁関係のある配偶者と、法律上の配偶者のどちらに、遺族(補償)給付の受給権があるか、という問題です。
この場合、内縁関係のある配偶者に受給権があります。
設問の通達は、実態で判断する、ということを述べています。

分かり易くすると、
・夫婦愛が冷め切っている(届出による婚姻関係がその実体を失って形骸化し)
・愛情が戻ることはない(その状態が固定化して近い将来解消される見込がなかった)
場合に、内縁関係のある配偶者に、遺族(補償)給付の受給権がある、ということです。

posted by 社労士KAZU at 21:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 労働者災害補償保険法
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