過去問題にチャレンジ!

次の文章は正しいか、誤りか?

任意継続被保険者の標準報酬月額は、変更されることはない。(健保:平成10年出題)


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2007年09月21日の社労士関連記事

政管健保への国庫補助の肩代わり案に反対表明

9月21日(金) 朝刊 5面

<記事の内容>
日本経団連、連合、健康保険組合連合会の3団体は20日、中小企業の会社員らが加入する政府管掌健康保険(政管健保)への国からの補助金を大企業の健保組合に肩代わりさせる厚生労働省案に反対する共同意見書を厚労省に提出した。


<今回の社労士受験キーワード>
健康保険組合連合会


<学習のポイント>
記事にある厚生労働省案は、政管健保に対して行っている国庫補助の一部を、健保組合に負担をお願いするというものです。

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日本経団連、連合、健康保険組合連合会が連帯した理由は、

・日本経団連     
組合維持のため、親企業の負担が増えるので反対
・連合
保険料率が引き上げられると被保険者(労働者)の負担が増えるので反対
・健康保険組合連合会
健保組合の支出が増えるので反対

3者ともに損失を被るため、共同して反対表明したようです。


さて、今回は健康保険組合連合会を取り上げます。

健康保険組合連合会とは、健保連とも呼ばれ、全国の健康保険組合の連合組織です。
そのため、健康保険組合の代表として、各健康保険組合の意見を取りまとめを行っています。

健康保険組合連合会は、財政難の健康保険組合に対して、援助を行っています。
具体的には、財政難の健康保険組合に交付金として交付を行います。
交付金の財源は、各健康保険組合から拠出金を徴収する形で行います。
このため、各健康保険組合は拠出金の費用に当てるための保険料を、被保険者から徴収します。
この保険料を「調整保険料」といいます。

健康保険組合連合会に関する過去問

次の文章は正しいか、誤りか?

健康保険組合における調整保険料は、健康保険組合連合会が会員である健康保険組合に対する交付金の交付事業を行うために拠出するもので、老人保健拠出金や介護納付金等の納付に要する費用の財源の不均等を調整するためのものである。(健保:平成16年出題)

答え 誤り

本試験では正しいとなっていましたが、誤りといえる内容があります。
この設問の主語は調整保険料なので、調整保険料の説明として正しいかどうかを見る必要があります。

先に解説したように、調整保険料は、健康保険組合が被保険者から徴収するものです。
その目的は、健康保険組合連合会が会員である健康保険組合に対して交付金の交付を行うことです。

設問の文章では、「調整保険料は、介護納付金等の納付に要する費用の財源の不均等を調整するためのものである」と読めますが、調整保険料の目的は「介護納付金等の納付に要する費用の財源の不均等を調整するため」ではありません。

そのため、この文章は誤りといえます。

この文章を正しくすると、

健康保険組合における調整保険料は、老人保健拠出金や介護納付金等の納付に要する費用の財源の不均等を調整するため、健康保険組合連合会が会員である健康保険組合に対する交付金の交付事業を行うために拠出するものである。

となります。

posted by 社労士KAZU at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康保険法
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